SteelSeriesの「Apex Pro Gen 3」は、ホールエフェクト方式の「OmniPoint 3.0」スイッチを搭載したゲーミングキーボードです。
最大の特徴は、キーごとにアクチュエーションポイントを0.1~4.0mmの範囲で調整できること。
さらに、キーを離した瞬間に入力をリセットする「Rapid Trigger」や、FPSのストレイフ操作を意識した「Rapid Tap」、誤入力を抑える「Protection Mode」などにも対応しています。
FPSでキーボードの入力速度を重視したい人にとって、候補に入れやすいモデルです。
Apex Pro Gen 3のスペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| スイッチ | OmniPoint 3.0 Adjustable HyperMagnetic |
| スイッチ方式 | ホールエフェクト |
| アクチュエーションポイント | 0.1~4.0mm |
| ラピッドトリガー | 対応 |
| Rapid Tap | 対応 |
| Protection Mode | 対応 |
| キーレイアウト | 日本語配列など |
| 接続方式 | 有線 |
| ソフトウェア | SteelSeries GG |
| ディスプレイ | OLED Smart Display |
| RGB | キーごとのRGB |
| トッププレート | アルミニウム |
| キーキャップ | ダブルショットPBT |
| 防音 | 3層構造の防音フォーム |
| 対応OS | Windows 10以降 / Mac OS 11以降 |
※Apex Pro Gen 3にはフルサイズやTKLなど複数のサイズがあります。上表はシリーズの主な仕様をまとめたものです。
Apex Pro Gen 3の特徴
OmniPoint 3.0でアクチュエーションポイントを調整できる
Apex Pro Gen 3には「OmniPoint 3.0 Adjustable HyperMagnetic Switches」が搭載されています。
アクチュエーションポイントとは、キーをどのくらい押し込んだところで入力されるかを表す数値です。
Apex Pro Gen 3では0.1~4.0mmまで調整できるため、ゲームでは浅め、普段のタイピングでは深めといった使い分けもできます。
FPSでは移動キーを浅く設定し、素早く入力できるようにする使い方が考えられます。
Rapid Triggerに対応
Apex Pro Gen 3はRapid Triggerに対応しています。
通常のキーボードでは、キーを一定位置まで戻さないと再入力できません。
Rapid Triggerではキーの移動量に応じて入力・リセット位置を動的に変更できるため、キーを少し戻すだけでも入力を解除できます。
FPSで左右に素早く移動する操作では、この機能が特に重要になります。
Rapid Tapでストレイフ操作をサポート
「Rapid Tap」は、設定したキーの組み合わせで最後に押された方向の入力を優先する機能です。
SteelSeriesは、カウンターストレイフやピーキング、しゃがみジャンプ、スライドキャンセルなどへの活用を案内しています。
FPSで細かい移動操作をする人はチェックしておきたい機能です。
Protection Modeで誤入力を抑える
Rapid Triggerなどを高感度に設定すると、意図しないキー入力が発生する可能性があります。
そこで用意されているのが「Protection Mode」です。
選択したキーの周辺にあるキーの感度を下げることで、意図しない同時入力を抑える仕組みになっています。
OLED Smart Displayを搭載
本体にはOLED Smart Displayを搭載しています。
設定変更やプロファイルの切り替え、メディア操作などに利用でき、Apex Pro Gen 3ではアクチュエーション設定やRapid Trigger、Protection Modeの状態なども確認できます。
ゲーム中に設定を確認したい人には便利な機能です。
打鍵感にも配慮した設計
Apex Pro Gen 3はゲーム向けの入力性能だけでなく、タイピング時の感触にも手を入れています。
キーごとの潤滑処理、改良されたスタビライザー、3層構造の防音フォームを採用。
アルミニウム製トッププレートやダブルショットPBTキーキャップも採用されています。
ゲーム専用ではなく、普段のPC作業でも使いたい人にとってチェックしやすいポイントです。
Apex Pro Gen 3のメリット
1. アクチュエーションポイントを細かく調整できる
0.1~4.0mmの範囲でキーごとの入力位置を調整できます。
FPSでは浅く、タイピングでは深くするなど、自分の用途に合わせて設定できるのが魅力です。
2. Rapid Triggerに対応
キーを離した際のリセットを細かく設定できるため、素早い移動操作を重視するFPSと相性のいい機能です。
3. Rapid TapやProtection Modeも使える
Rapid Triggerだけでなく、Rapid TapやProtection Modeも搭載。
入力速度だけでなく、ストレイフ操作や誤入力への対策までまとめて設定できます。
4. 普段使いにも対応しやすい
PBTキーキャップ、防音フォーム、潤滑処理、アルミニウム製トッププレートなど、ゲーム以外のタイピングも意識した仕様になっています。
Apex Pro Gen 3のデメリット
1. 機能を使いこなすには設定が必要
Apex Pro Gen 3は設定できる項目が多いのが魅力ですが、その分、最初からすべての機能を理解して使うのは簡単ではありません。
特にRapid TriggerやRapid Tap、Protection Modeなどは、自分のプレイスタイルに合わせて調整する必要があります。
2. Rapid Triggerが必要ない人には機能が多い
FPSをほとんどプレイしない人にとっては、細かな入力設定ができることが大きなメリットにならない可能性があります。
普通のメカニカルキーボードとして使うなら、もっとシンプルなモデルでも十分です。
3. サイズによって使い勝手が変わる
Apex ProシリーズにはフルサイズやTKLなど複数のサイズがあります。
テンキーが必要なのか、マウスを大きく動かすためにデスク上のスペースを確保したいのかなど、自分の環境に合わせて選ぶ必要があります。
4. PCゲーム向けの機能が中心
Apex Pro Gen 3の魅力は、Rapid TriggerやRapid Tapなどのゲーム向け機能です。
そのため、ゲームをほとんどしない人が購入しても、価格に対して機能を持て余す可能性があります。
Apex Pro Gen 3がおすすめな人
Apex Pro Gen 3は、こんな人に向いています。
- FPSを本格的にプレイしたい人
- Rapid Trigger対応キーボードが欲しい人
- アクチュエーションポイントを細かく調整したい人
- ストレイフなどの移動操作を重視する人
- キーごとに細かく設定したい人
- ゲームと普段のタイピングを1台で済ませたい人
- OLEDディスプレイなどの機能も欲しい人
一方で、ゲームをあまりしない人や、キーボードの設定を細かく触りたくない人なら、もっとシンプルなキーボードを選んだほうがいいでしょう。
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まとめ
Apex Pro Gen 3は、OmniPoint 3.0による0.1~4.0mmのアクチュエーション調整、Rapid Trigger、Rapid Tap、Protection Modeなどを搭載したゲーミングキーボードです。特にFPSで入力速度や移動操作にこだわりたい人との相性が良く、普段のタイピングにも使いやすい仕様を備えています。
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