ADAM Audio D3Vレビュー|音質と低音が魅力のデスクトップモニター

ADAM Audio D3Vとは

ADAM Audio D3Vは、デスクに設置して使えるコンパクトなアクティブ・モニタースピーカーです。

スタジオモニターとして知られるADAM Audioの製品ですが、D3Vはデスクトップで使いやすいサイズにまとめられています。

実際に使ってみて感じたのは、やはり音質の良さです。

低音もしっかり出ており、デスク上で音楽を聴いたり、ゲームや動画を楽しんだりするスピーカーとしても使いやすいと感じています。

ただし、個人的には音量をかなり小さくすると、音がこもって聞こえることがあります。

この記事では、ADAM Audio D3Vを実際に使って感じた良かったところと気になったところを紹介します。

ADAM Audio D3Vのスペック

項目仕様
タイプアクティブ・デスクトップモニター
ウーファー3.5インチ アルミニウム
ツイーター1.5インチ D-ART
パッシブラジエーター3.5インチ×2
周波数特性48Hz~22.6kHz(-3dB)
最大出力240W(システム全体・ピーク)
入力USB-C / バランスTRS
ヘッドホン出力3.5mm
サイズ115 × 200 × 150mm
重量約3.58kg(2台合計)
EQPosition / Desk / Room
Bluetooth非搭載

D3Vは3.5インチのアルミニウム製ウーファーとD-ARTツイーターを搭載し、左右それぞれにパッシブラジエーターを備えています。低域は45Hzまで拡張されています。

音質がいい

D3Vを使っていて一番良いと感じているのが、音質です。

個人的には、音楽を聴いたときも音がいいと感じます。

デスク用のスピーカーとして考えると、音質を重視したい人でも使いやすいスピーカーです。

モニタースピーカーということもあり、ゲームだけでなく音楽や動画など、いろいろな用途で使えます。

もちろん音の好みは人によって違いますが、個人的にはD3Vの音質には満足しています。

低音もしっかり出る

D3Vはコンパクトなデスクトップモニターですが、低音もしっかり出ます。

実際に使っていても、低音が弱いという印象はありません。

D3Vには3.5インチのアルミニウム製ウーファーに加えて、3.5インチのパッシブラジエーターを左右それぞれ2基搭載しています。

この構成によって、コンパクトな筐体ながら低域を45Hzまで再生できる仕様になっています。

デスクに置けるサイズでも、低音をしっかり楽しみたい人には魅力的な部分です。

音量を小さくすると音がこもって聞こえる

一方で、個人的に気になったのが小音量時の音質です。

音量をかなり小さくすると、音がこもって聞こえることがあります。

普通の音量で聴いているときには特に気にならないのですが、夜などにかなり音量を下げて使いたい場合には気になることがあります。

これはあくまで自分の環境で感じたことなので、すべての環境で同じように感じるとは限りません。

また、ADAM Audioは2026年2月に、D3Vのファームウェアアップデートで「低音量時の音質改善」を行ったことを案内しています。

そのため、購入後にこの問題が気になる場合は、ファームウェアが最新になっているか確認しておいたほうがいいでしょう。

デスクに合わせて音を調整できる

D3Vには、設置環境に合わせて音を調整できるEQ設定があります。

背面の「Position」「Desk」「Room」のスイッチを使って、設置場所やデスク、部屋の環境に合わせて音を調整できます。

特にデスクの上に置く場合、天板からの反射などが音に影響することがあります。

D3Vでは「Desk」の設定によって、デスクからの反射による不要な共鳴を抑えるよう調整できます。

デスク環境で使うことを考えた機能が用意されているのは、D3Vの面白いところです。

USB-CでPCと接続できる

D3VはUSB-Cによるデジタル接続に対応しています。

PCとUSB-Cで接続すれば、別途オーディオインターフェースを用意しなくてもD3Vを音声出力として使えます。

さらに背面にはバランスTRS入力も搭載しています。

PCで気軽に使いたい人から、オーディオ機器と組み合わせて使いたい人まで対応できる接続性になっています。

デスクに置くだけでなくスタンドにも対応

D3Vには専用のスタンドが付属しています。

スタンドを使うことでスピーカーを約15度上向きに設置でき、デスクに座った状態で音が耳の方向へ向きやすくなります。

さらに本体底面には3/8インチのマウントポイントも用意されています。

デスクにそのまま置くだけでなく、設置方法を工夫できるのもモニタースピーカーらしいところです。

ADAM Audio D3Vの良かったところ

音質がいい

実際に使っていて、音質には満足しています。

音楽だけでなく、ゲームや動画など幅広い用途で使いやすいです。

低音もしっかり出る

コンパクトなデスクトップモニターですが、低音もしっかり感じられます。

低音を重視する人でも使いやすいスピーカーです。

デスク用として使いやすい

D3Vはデスクトップでの使用を想定したモニターなので、PCデスクで使いやすい設計になっています。

付属スタンドでスピーカーを上向きに設置できるのも便利です。

USB-C接続ができる

PCとUSB-Cで直接接続できるので、デスク環境に導入しやすいです。

ADAM Audio D3Vの気になったところ

小音量だと音がこもって聞こえる

個人的には一番気になったところです。

普通の音量では気になりませんが、かなり小さい音量で使うと、こもって聞こえることがあります。

なお、メーカーは低音量時の音質改善を含むファームウェアアップデートを公開しています。

Bluetoothには対応していない

D3VはUSB-CとバランスTRSによる有線接続が基本です。Bluetooth接続には対応していません。

スマホからワイヤレスで音楽を流したい人には、Bluetooth対応スピーカーのほうが使いやすいでしょう。

デスク用としては価格が高め

D3Vは一般的なPCスピーカーと比べると価格帯が高めです。

そのぶんモニタースピーカーとしての構成や接続性、音質を重視した製品なので、単純に安いPCスピーカーを探している人向けではありません。

ADAM Audio D3Vはこんな人におすすめ

D3Vは、以下のような人に向いています。

  • デスクで音質の良いスピーカーを使いたい人
  • 音楽をしっかり楽しみたい人
  • 低音もしっかり出るスピーカーが欲しい人
  • PCとUSB-Cで接続したい人
  • ゲーム・音楽・動画を1つのスピーカーで楽しみたい人
  • デスク環境に合わせて音を調整したい人
  • モニタースピーカーをデスクに導入したい人

反対に、Bluetoothでスマホと気軽に接続したい人や、とにかく安いPCスピーカーを探している人には別の選択肢のほうが合っています。

ADAM Audio D3Vの価格

D3Vは一般的なPCスピーカーと比べると高価な製品です。

ただ、単なるPC用スピーカーではなく、3.5インチウーファーやD-ARTツイーター、パッシブラジエーター、USB-C、バランスTRS入力などを搭載したデスクトップモニターとして作られています。

購入を考えるなら、価格だけでなく「デスクでどこまで音質にこだわりたいか」で考えると選びやすいです。

まとめ

ADAM Audio D3Vは、デスクに置いて使えるコンパクトなモニタースピーカーです。

実際に使ってみて音質が良く、低音もしっかり出るので、ゲームや音楽、動画など幅広く使えています。

一方で、かなり音量を小さくすると音がこもって聞こえることがありました。メーカーからは低音量時の音質改善を含むファームウェアも公開されているので、気になる場合はアップデートを確認しておきたいところです。

Bluetoothには対応していませんが、USB-CやバランスTRS入力に対応しており、PCデスクで音質を重視したい人に向いたスピーカーです。


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